地鎮祭の祭場には、竹(「忌み竹」と言います)を4本、四隅に立て、これに注連繩を張ります
また「鍬入れの儀」に使用するきれいな砂(「忌み砂」といいます)が必要です
ついては、建て主さんまたは、工務店さんにて、以下のものをご用意いただき、あらかじめ地鎮祭開始の時刻までに敷地中央に図のような形式の設営を御準備願います
用意いただく物
- 竹 4本……高さ2~3m程度。1間半四方の四隅に立てる。枝なしも可
- 木杭 4本……長さ・太さ適宜、竹を立てるのに使用
- 縄:藁縄、細引縄……4本の竹の、地上から1間(180㎝)ほどの位置に結び、一周 させます。
(園芸用品店などにあると存じます。)
- 砂……図の位置に、高さ40~50㎝ほどの円錐形に盛っておきます
注連繩に付ける紙垂、鍬入れに使用する「鍬」「鋤」、その他祭壇用具は当神社より持参します
なお、上記の竹、砂などが準備できない場合は、御相談下さい
御神饌は、各種の祈願・神事に際しての、神さまへの御供え物です
当社では、地鎮祭・安全祈願祭・竣功祭・家祓など現地へ出張して祭典を御奉仕しております
その際には、願主となられる皆様が御神饌の準備をされて心をこめて御供えいただくのが、祭りの本義であり御神慮にも叶い、一層の御加護をいただくための基本と存じますので、祭典執行を申込まれた皆様御自身で御神饌を御準備いただくことを原則として推奨させていただいております
ご用意いただく品目・数量は、祭典の規模・内容等により様々ですが、一般的な御祈願ではおおむね以下の品物を御準備下さい
(五台の三宝に盛って御供えする標準的な品数です)
用意する品物(御供え物)
- 米(2合程度)、酒(2合程度)、塩(小皿1盛り程度)、水(1合程度)
- 魚(尾頭付き 鯛またはその他の魚 夏季や簡略にする場合は鰹節・スルメを用います)
- 海菜(昆布、わかめ、ひじき、乾物類など、2~3品)
- 野菜(大根、人参、なす、きゅうり、かぼちゃ等2~3品)
- 果物(みかん、りんご、バナナその他季節の果物2~3品)
野菜等の分量は、直径30センチのお皿に山盛りになる程度です
尾頭付きを省略する場合は、海の物(スルメや昆布など)を1台の三宝に盛り、野菜の三宝を2台にすることもあります
その場合は野菜の品数を増やして下さい
三宝や各種の器類、祭壇用品は当社より持参します
御不明の点は、当社社務所まで御問い合せ下さい